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警備員の上番・下番報告メール、Claudeに下書きまで任せる方法【プロンプト付き】
はじめに
警備の仕事では、待機に入るときの「上番」と、勤務を終えるときの「下番」を会社に報告します。私の会社ではメールでの報告です。
毎日のことなので、文面はほぼ決まっています。それでも、日付を直して、出動があった日は現場の住所を書いて、と毎回手で打つのは地味に面倒でした。
この記事は、月末の事務作業をAIに任せた話の「上番・下番報告編」です。実際にClaudeに渡している指示を、そのまま使える形で載せます。会社名や時刻は【】で伏せているので、ご自分のものに書き換えてください。
使っているもの
- Claudeのデスクトップアプリ:会話で頼むだけで動いてくれます。私は最初、アプリの中の「Cowork」という機能に相談しながら作りました。Claude Codeでも同じように頼めます
- Googleカレンダー:勤務の日に「夜勤」という予定を入れておきます
- Gmail:報告メールを送っているアカウントです
カレンダーとGmailは、Claudeのアプリから連携しておきます。なお、Claudeのこうした機能は有料プランで使えるサービスです。
大前提:送信は必ず自分の手で
先に一番大事なことを書いておきます。Claudeは、メールの送信までやろうと思えばできます。それでも私は、下書きを作るところまでにしています。
上番・下番の報告は「今から待機に入ります」「今、勤務を終えました」という、本人の確認そのものだからです。AIに送らせてしまうと、報告の意味がなくなってしまいます。
もう一つ理由があります。私の会社では、現場がある日の上番は電話で報告するルールです。毎日自動で送る仕組みにすると、電話で報告した日にも余計なメールが届いてしまいます。下書きにしておけば、送るかどうかをその場で自分が決められます。
上番報告のプロンプト
上番報告は、カレンダーに夜勤がある日だけ、勤務開始の少し前に下書きができるようにしています。
毎日の上番報告メールの下書きを作ってほしいです。
1. 作る日
Googleカレンダー【カレンダー名】に「夜勤」の予定がある日だけ作ってください。
2. 作る時刻
【勤務開始時刻】の30分前に作ってください。
3. メールの中身
宛先:【会社のメールアドレス】
件名:【上番報告】 M/D 夜勤 【名前】
本文:
お疲れ様です。これより待機に入ります。
よろしくお願いします。
日付は「10/5」のように、ゼロをつけない月/日の形にしてください。
4. 大事なこと
メールは送信しないでください。Gmailの下書きに保存するところまでにしてください。
送るかどうかは、毎回自分で判断します。
時間になったらスマホで下書きを開いて、中身を見て送るだけです。現場があって電話で報告した日は、下書きを消すだけで済みます。
下番報告のプロンプト
下番報告は、その夜に出動があったかどうかで文面が変わります。ここが一番楽になったところです。
現場の連絡は、出勤前に会社からメールで届いていることがほとんどです。そこで「その連絡メールがあるかどうか」で、Claudeに文面を選んでもらっています。
毎日の下番報告メールの下書きを作ってほしいです。
1. 作る日と時刻
Googleカレンダー【カレンダー名】に「夜勤」の予定がある日の、【勤務開始時刻】の1時間後に作ってください。
2. 出動があったかの判断
Gmailで、その日に【会社名】から届いた現場の連絡メールを探してください。
・連絡メールがある → 「出動あり」の形で作る
・連絡メールがない → 「出動なし」の形で作る
3. 出動なしの形
宛先:【会社のメールアドレス】
件名:【下番報告】 M/D 夜勤 【名前】
本文:
お疲れ様です。
本日の下番報告をさせていただきます。
本日は現場出動はございませんでした。
ご確認よろしくお願いします。
4. 出動ありの形
宛先:【会社のメールアドレス】
件名:【下番報告】 M/D 夜勤 【名前】 出動あり
本文:
お疲れ様です。
今夜は下記の現場がございました。
【現場住所】
開始 【開始時刻】
終了 【終了時刻】
ご確認よろしくお願いします。
現場住所は、連絡メールから読み取って入れてください。
開始と終了の時刻が分からない場合は、空欄のままで大丈夫です。
5. 日付のルール
件名の日付は、勤務を始めた日(日付が変わる前の日)にしてください。
形は「10/5」のように、ゼロをつけない月/日です。
6. 大事なこと
メールは送信しないでください。Gmailの下書きに保存するところまでにしてください。
勤務が明けたら下書きを開いて、時刻を書き足して送ります。それくらいの手間で、報告が終わるようになりました。
電話で入った出動だけは、自分で書き足す
一つだけ、どうしてもAIに任せられない部分があります。夜中に急に入る出動です。
急な出動の連絡は電話で来るので、現場の住所はメールに残りません。今の私の使い方では、Claudeは電話の内容や通話の履歴を見ることができません。そのため、その夜の下書きは「出動なし」の形のままになっています。
そういう日は、朝に自分で「出動あり」の形に直して、住所と時刻を書き足しています。全部をAIに任せるのではなく、メールに残らないところは人が埋める。これくらいの割り切りが、ちょうどいいと思っています。
うまく頼むコツ
- カレンダーの予定名を揃える:「夜勤」のように毎回同じ名前にしておくと、拾い漏れがありません
- 「送信しない」をはっきり書く:プロンプトの最後に必ず入れておくと安心です
- いつもの文面をそのまま貼る:普段送っている報告メールをコピーして渡すと、言い回しや件名の形がそのまま再現されます
- 最初の数日は中身を確かめる:日付のずれや、出動の判断が合っているかを見てから、普段の使い方にしていきます
おわりに
報告メールは、一通ずつなら数分の作業です。でも毎日のことなので、文面を考えなくていいだけで、気持ちがずいぶん軽くなりました。
大事なのは、送るのは自分、というところを手放さないことだと思います。AIには準備を任せて、確認と判断は人がする。デジタルが苦手でも、いつもの手順を言葉にして伝えるだけで、ここまでは形になりました。
勤務表と交通費の作り方は、続きの記事で紹介します。
